FreeBSD セキュリティ勧告 日本語版 ============================================================================= FreeBSD-SA-02:19 (2002-03-26) * squid heap buffer overflow in DNS handling ============================================================================= このメールは, announce-jp に流れた Subject: ANNOUNCE: FreeBSD Ports Security Advisory FreeBSD-SA-02:19.squid From: FreeBSD Security Advisories Date: Tue, 26 Mar 2002 11:36:37 -0800 (PST) Message-Id: <200203261936.g2QJabt50188@freefall.freebsd.org> X-Sequence: announce-jp 957 を日本語訳したものです。 原文は PGP 署名されていますが、この日本語訳は PGP 署名されていません。 修正パッチ等の内容が改ざんされていないことを確認するために PGP 署名の チェックを行なうには、原文を参照してください。 日本語訳および、ミラーサイト利用の詳細については、文末の「A. FreeBSD セキュリティ勧告 日本語版について」をご覧ください。 [翻訳者: 佐藤 広生 ] --(ここから) ============================================================================= FreeBSD-SA-02:19 Security Advisory FreeBSD, Inc. トピック: squid の DNS 処理におけるヒープのバッファオーバフロー問題 (squid heap buffer overflow in DNS handling) 分類: ports モジュール: squid24 告知日: 2002-03-26 クレジット: zen-parse 影響範囲: バージョン 2.4_9 より前の squid port 修正日: 2002-03-22 00:19:55 UTC FreeBSD に固有か: NO I. 背景 - Background Squid Internet Object Cache は、ウェブプロキシ/キャッシュ用の ソフトウェアです. II. 問題の詳細 - Problem Description squid の圧縮 DNS 応答の処理には、ヒープのバッファオーバフローを 引き起こす可能性のある誤りが存在します。 squid の port はデフォルトでインストールされるものではなく、 「FreeBSD システムの一部」を構成するものでもありません。 それらは数千個におよぶサードパーティ製アプリケーションがすぐに インストールできる形で収められている FreeBSD Ports Collection の一部です。 このセキュリティ上の弱点は FreeBSD 4.5 のリリース後に判明したもので、 FreeBSD 4.5 に収録された Ports Collection にも、この問題が含まれています. FreeBSD では、このようなサードパーティ製アプリケーションのセキュリティ 問題に対して、いかなる保証もしていません (訳注: Ports Collection に 入っているからといって FreeBSD の開発者たちがそのアプリケーションが 安全であると評価したわけではありません)。ただし、セキュリティ問題に対して 大きな影響を持つような ports に対するセキュリティ監査を提供すべく、 現在努力中です。 III. 影響範囲 - Impact 悪意を持った DNS サーバ (あるいは DNS サーバを装った攻撃者) は、 squid からの DNS 要求に対して特別に細工された応答を返すことで、 ヒープのバッファオーバフローを引き起こすことができる可能性があります。 これは squid プロセスをクラッシュさせます。このバグが悪用可能かどうかは 不明です。 IV. 回避方法 - Workaround 1) squid の port/package がインストールされている場合は、 それをシステムから削除します。 V. 解決策 - Solution 次のいずれかに従ってください。 1) Ports Collection 全体をアップグレードし squid の port を再構築する。 2) 古い (訳注: squid の) package をシステムから削除し、 修正日以降に作成された新しい package を以下の場所から 取得してインストールする。 [i386] ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-4-stable/www/ ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-5-current/www/ [alpha] 現時点では alpha アーキテクチャ用の package は自動生成されていません。 これは、構築のためのマシンリソースが不足しているためです。 注意: 更新された package が提供されるまで、数日かかる可能性があります。 3) squid の新しい port スケルトンを以下の場所からダウンロードし、 それを使って port を再構築する。 http://www.freebsd.org/ports/ 4) 上記 (3) の操作を自動的に行なう portcheckout ユーティリティを使う。 portcheckout の port は /usr/ports/devel/portcheckout にあります。 また、portcheckout の package が以下の場所から入手可能です。 ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-4-stable/Latest/portcheckout.tgz ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-5-current/Latest/portcheckout.tgz VI. 修正の詳細 - Correction details 次の表は FreeBSD Ports Collection に含まれる、 今回修正されたファイルの $FreeBSD$ リビジョン番号です。 パス名 リビジョン番号 - ------------------------------------------------------------------------- ports/www/squid24/Makefile 1.89 ports/www/squid24/distinfo 1.64 - ------------------------------------------------------------------------- VII. 参考資料 - References A. FreeBSD セキュリティ勧告 日本語版について 日本語訳は FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクト (doc-jp) が 参考のために提供するものです。過去の日本語版セキュリティ勧告は http://www.FreeBSD.org/ja/security/ にまとめられています。 ただし翻訳者および doc-jp は、その内容についていかなる保証も いたしませんのでご注意ください。日本語訳についてのご意見、ご要望、 お問い合わせ等は doc-jp@jp.FreeBSD.org までお願いします。 この勧告の中で紹介されている WWW サイト http://www.FreeBSD.org/ および FTP サイト ftp://ftp.FreeBSD.org/ には, 日本のミラーサイトが存在します。 ネットワークの混雑を緩和するため、まずはミラーサイトの利用を 考慮するようお願いします。 日本のミラーサイトを利用するには、 http://www.FreeBSD.org/ を http://www.jp.FreeBSD.org/www.freebsd.org/ に、 ftp://ftp.FreeBSD.org/ を ftp://ftp.jp.FreeBSD.org/ に、 それぞれ置き換えてください。 他の地域を含むミラーサイトに関する詳細は http://www.FreeBSD.org/handbook/mirror.html (英文) http://www.FreeBSD.org/ja/handbook/mirror.html (日本語訳) にまとめられています。 $hrs: announce-jp/FreeBSD-SA/02:19,v 1.4 2002/04/01 21:47:11 hrs Exp $