FreeBSD セキュリティ勧告 日本語版 ============================================================================= FreeBSD-SA-02:22.mmap (2002-04-18) * mmap/msync denial of service ============================================================================= このメールは, announce-jp に流れた Subject: ANNOUNCE: FreeBSD Security Advisory FreeBSD-SA-02:22.mmap From: Koga Youichirou Date: Thu, 16 May 2002 10:52:14 +0900 (JST) Message-Id: <20020516.105214.71116970.y-koga@jp.FreeBSD.org> X-Sequence: announce-jp 983 を日本語訳したものです。 原文は PGP 署名されていますが、この日本語訳は PGP 署名されていません。 修正パッチ等の内容が改ざんされていないことを確認するために PGP 署名の チェックを行なうには、原文を参照してください。 日本語訳およびミラーサイト利用の詳細については、文末の「A. FreeBSD セキュリティ勧告 日本語版について」をご覧ください。 [翻訳者: 佐藤 広生 ] --(ここから) ============================================================================= FreeBSD-SA-02:22.mmap Security Advisory FreeBSD, Inc. トピック: mmap/msync におけるサービス妨害 (mmap/msync denial of service) 分類: core モジュール: net 告知日: 2002-04-18 クレジット: Harry Newton Matt Dillon 影響範囲: 4.5-RELEASE を含む、それより前のすべてのリリース 修正日より前の 4.5-STABLE 修正日: 2002-03-08 17:22:20 UTC (RELENG_4) 2002-04-15 17:14:28 UTC (RELENG_4_5) 2002-04-15 17:18:12 UTC (RELENG_4_4) FreeBSD に固有か: YES I. 背景 - Background mmap(2) および msync(2) システムコールは、メモリマップ I/O API の 一部です。 II. 問題の詳細 - Problem Description 仮想メモリ管理システムにバグがあり、ページを無効化する時に VM オブジェクトが存在しているかどうかチェックしていませんでした。 このバグは、anonymous および非同期で生成され (つまり mmap にフラグ として MAP_ANON および MAP_NOSYNC を指定した)、まだ一度も アクセスされていないメモリマップに対して msync(2) を発行した場合に 問題となります。 III. 影響範囲 - Impact ローカルユーザはシステムをクラッシュできる可能性があります。 IV. 回避方法 - Workaround ありません。 V. 解決策 - Solution 1) 弱点を持った FreeBSD システムを修正日以降の 4.5-STABLE, もしくは 修正日以降の RELENG_4_5 (4.5-RELEASE-p3), RELENG_4_4 (4.4-RELEASE-p10) セキュリティブランチのいずれかにアップグレードする。 2) 現在のシステムに修正パッチを適用する。 a) 以下の場所から対応する修正パッチをダウンロードし、 PGP ユーティリティを使って PGP 署名を確認します。 # fetch ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/patches/SA-02:22/mmap.patch # fetch ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/patches/SA-02:22/mmap.patch.asc b) root 権限で次のコマンドを実行します。 # cd /usr/src # patch < /path/to/patch c) http://www.freebsd.org/handbook/kernelconfig.html に 記載されている手順にしたがってカーネルを再構築・再インストールし、 変更を有効化するためにシステムを再起動してください。 VI. 修正の詳細 - Correction details 次の表は、今回修正された FreeBSD に含まれる各ファイルのリビジョン番号です。 パス名 リビジョン ブランチ - ------------------------------------------------------------------------- sys/vm/vm_map.c RELENG_4 1.187.2.13 RELENG_4_5 1.187.2.12.2.1 RELENG_4_4 1.187.2.9.2.1 - ------------------------------------------------------------------------- A. FreeBSD セキュリティ勧告 日本語版について 日本語訳は FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクト (doc-jp) が 参考のために提供するものです。過去の日本語版セキュリティ勧告は http://www.FreeBSD.org/ja/security/ にまとめられています。 ただし翻訳者および doc-jp は、その内容についていかなる保証も いたしませんのでご注意ください。日本語訳についてのご意見、ご要望、 お問い合わせ等は doc-jp@jp.FreeBSD.org までお願いします。 この勧告の中で紹介されている WWW サイト http://www.FreeBSD.org/ および FTP サイト ftp://ftp.FreeBSD.org/ には, 日本のミラーサイトが存在します。 ネットワークの混雑を緩和するため、まずはミラーサイトの利用を 考慮するようお願いします。 日本のミラーサイトを利用するには、 http://www.FreeBSD.org/ を http://www.jp.FreeBSD.org/www.freebsd.org/ に、 ftp://ftp.FreeBSD.org/ を ftp://ftp.jp.FreeBSD.org/ に、 それぞれ置き換えてください。 他の地域を含むミラーサイトに関する詳細は http://www.FreeBSD.org/handbook/mirror.html (英文) http://www.FreeBSD.org/ja/handbook/mirror.html (日本語訳) にまとめられています。 $hrs: announce-jp/FreeBSD-SA/02:22,v 1.2 2002/05/18 19:09:24 hrs Exp $