4.2. コード変換用のツール

4.2.1. 文字コードの判別と変換

提出する際に漢字コードを統一するために利用できるものとして、 次のようなものがあります。定番のソフトウェアですので、 インストールしてあることが多いでしょう。 両方とも Ports/Packages の Japanese カテゴリにあります。 使い方は、man page を参照すればすぐに分かると思います。

また、翻訳済み文書の漢字コードを調べるには Mule に附属している coco というツールを使うのが便利です。

% coco -q < (調べたい文書ファイル)

4.2.2. バイナリファイルのエンコード

uuencode, uudecode は、 gzip で圧縮したバイナリファイルをメイルで提出する時に使います。 また、電子メイルでは、ISO-2022-JP 以外のコードを含む文書はバイナリファイルと同じ扱いを受けますので、 EUC-JP などの形式の場合もあてはまります。

これらのツールは FreeBSD の配布(/usr/bin)に含まれています。 使い方は man uuencode/uudecode を参照してください。

MIME のマルチパート(いわゆる添付ファイル)を利用する場合は、 テキストに変換するという操作を明示的に行なわなくとも 送付時に MUA が自動的に Base64 や quoted-printable に変換してくれますので、心配する必要はありません。