ここでは、FreeBSD Documentation Project の文書で使われている SGML というマークアップ言語と、 その周辺技術に関する簡単な解説を行なっています。
翻訳作業を行なう際に SGML の知識が必要とされるわけではありません。 これはあくまで、文書のチェック (validation) や構築がどのように行なわれているかに興味のある方向けの文書です。
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この節は obsolete です。 非常に古い情報に基づいているので、 参考にしないでください。 |
SGML 文書を翻訳する際には、文法の妥当性検査を行なったり、 HTML ファイルに変換した結果を見るために SGML パーザを利用します。
FreeBSD で SGML パーザを利用する場合は、docproj の meta-port を使うと便利です。textproc のカテゴリにあります。 この ports を使うと、次のツールがインストールできます。
SGML ツールキット sp-1.2.1
LinuxDoc フォーマッタ sgmlformat-1.7
HTML ブラウザ lynx-2.8.2dev.22
tidy-0.4.99.2
各種 DTD, エンティティセット
docbook-1.0
docbook-3.0
docbook-3.1
dsssl-docbook-modular-1.44
linuxdoc-1.1
html-4.0b
iso8879-1986
中心となるツールは、James Clark 氏による SP というツールキットです。 SP に関する資料は、 http://www.jclark.com/sp/ を参照してください。ports を使ってインストールしていれば、 /usr/local/share/doc/sp/ 以下に、html 形式のマニュアルがあります。 man sp では何も出てきませんので間違えないようにしてください。:-)