この章は doc-jp における翻訳作業の流れと、 作業時の細かいルールについてのリファレンスです。
翻訳作業の流れは文書によって異なりますが、基本的に 原文を取得 → 翻訳 → 査読 → 成果物の反映という手順を踏みます。
現在、doc-jp で継続的に翻訳と保守を行なっている代表的なものは、 次のとおりです。
FreeBSD Articles/Tutorials 日本語版(作業中)
これらに関しては、 現在の状況に、同期状況が表示されるようになっています。
![]() |
http://www.jp.FreeBSD.org/ 以下は日本独自のコンテンツであり、単なる翻訳版ミラーサイトではありません。 http://www.FreeBSD.org/ の翻訳部分は、 http://www.jp.FreeBSD.org/www.freebsd.org/ 以下に対応します。 |
文書は FreeBSD の CVS リポジトリ中で管理されています。
モジュール名は doc-all と www です。 英語版と日本語版だけを選択的に取得するというような、 細かな制御はできないという欠点があります。 リポジトリ自体を入手する最適の方法です。
![]() |
追記 |
---|---|
refuse file を使えば選択的に取得できます。 |
anoncvs.FreeBSD.org からリポジトリにリモートアクセスする方法です。 ファイル単位の取得、cvs ログのチェックなど、 cvs(1) のサポートする、 リポジトリを変更しない操作をすべて行なうことができます。 しかし、国内に提供するサイトがないために負荷が集中しやすく、 ネットワーク帯域が十分にとれない場合があります。
CVS リポジトリに WWW ゲートウェイを利用してアクセスする方法です。 このゲートウェイは、基本的に anonymous cvs と同等のサービスが利用できます。
![]() |
このゲートウェイは、Ports に含まれる devel/cvsweb によって実現されています。 |
FTP を用いて、 FreeBSD FTP サイトから入手する方法です。 数多くのミラーサイトがありますのでアクセスは容易ですが、 文書が最新のものと同期しているかどうかが問題になることがあります。
ほとんどすべての文書は SGML 化されて管理されています。 特に例外的なものはありませんので、翻訳は一般的な doc-jp 文体ルールにしたがってください。
提出は、新規翻訳ならば全文、 翻訳更新ならば旧日本語版への差分という形で doc-jp ML に提出します。 提出後、査読を受けてから commiter による CVS リポジトリへの反映が行なわれます。
配布物に含まれない文書は、 ほとんどものがケースバイケースの扱いになります。 以下に、いくつかの例をあげます。
FreeBSD のリリースアナウンス、開発ツールのバージョンアップ情報、 FreeBSD-SA(Security Advisory) などがアナウンスされます。
これは、基本的に、メイルをそのまま日本語化して、 <announce-jp@jp.FreeBSD.org>
へ流す作業になります。
*BSD に関する e-zine です。日本にミラーサイトがあります。 翻訳作業はあまり進んでいません。
FreeBSD のマニュアルページは、FreeBSD doc-jp ではなく、 JPMAN プロジェクトで翻訳が進められています。 マニュアルページの翻訳については、そちらをご覧ください。