1.4. 他にどういう作業があるの?

前章では、保守している文書の更新作業について具体的な手順を追いましたが、 doc-jp の作業は、このように定型化されているものがあまりありません。

翻訳作業としては、更新作業の他、新規翻訳があります。 新規翻訳はもちろん、まだ日本語化されていない FreeBSD 関連文書の翻訳作業です。これについては、「どこから入手して、 どこに日本語訳を置くか」がケースバイケースとなりますので、 もし、新規翻訳が必要そうな文書があれば、 まずは doc-jp ML に相談してみてください。

翻訳作業以外には、doc-jp のプロジェクトを円滑に機能させるための作業があります。 これも定型化されていないので、 ここで具体的な手順を紹介することはできませんが、 たとえば、次にあげるようなものです。

査読や文章のチェック

doc-jp ML に流れる成果物を読んで、 文章におかしい点がないかチェックする仕事です。 原文と照らし合わせて誤訳部分を指摘するような本格的なものだけでなく、 ざっと読んでみて、誤字脱字、日本語的におかしい部分などの指摘でも構いません。

同期情報のお知らせ

これは、同期情報にある 大きく遅れている文書などをまとめ、 定期的に doc-jp ML に流す作業です。 同期情報は日々変化していますが、 毎日ページをチェックするのは大変ですし、 成果物が提出されているのに commit されていなかったり、 数カ月の間、更新されていない文書があると不都合ですので、 そういったプロジェクト運営上のお手伝いをしてくれる人も募集しています。

作業環境の改善

現在の doc-jp の作業環境は、 doc-jp ML と同期情報ページ、公式作業ガイドだけです。 慣れないと分かりにくいところも多いため、それらを改良したり、 効率をあげるための新たなフレームワークを構築することも必要な作業になっています。