LAST MODIFIED: 2002/09/29 05:31:15 UTC
不定期更新の日記です。ディスクスペースの関係上、 あまりに古くなったものは順次消していきます。 この日記の更新は、今野さんの *BSD Diary Links から取得することが可能です。
root 権限削減運動進行中。 OpenBSD-current では、09/28 からデフォルトで _x11 というユーザで起動するように変更が入った。 xf86cfg が影響を受けるので、root で起動する -keeppriv オプションが追加され、ついでに -nolisten tcp も自動で設定されるようになっている。
これの続き。Theo に直接メールしたら、 「やばいファイルは cvs remove して、 リポジトリからも完全に消すようにしている。 -stable は俺が maintenance してるわけじゃないから、 maintainer に言ってちょ。」 とお返事。
ふむふむ、確かに正論。ちなみに 28 日には 3.1-stable にも修正入りました (by jason@)。 しかし、-stable の maintenance って -current の開発と密に協調しているわけではないのか。 初めて知った。
研究室のネットワーク周りにガンガン手を入れる。 IPv4-IPv4 トンネル使いまくり。
すこし落ち着いたので最近の日記を更新。
博士課程入試面接が終わりました。あと 2-3 年くらいは理科大に残ります。
アクセスログを見ると OpenBSD 関連の記事へのアクセスが多いもよう。 更新したいとは思っているのですが、どうも時間がとれずに間があいてます。 ごめんなさい。
OpenSSL に Sun の ECC が入るという話が *BSD のメーリングリストで話題に。 OpenSSL プロジェクト側がどのようにマージするかが焦点になりそうな感じです。 NetBSD 方面では対応を見てから決めようと早々に議論は収束してますが、 OpenBSD 方面では Theo が fork するぞと息まいてます。
文章書く仕事をするようになって、語学能力のなさを痛感しとります。 英語もあんまり進歩してないような気がして欝気味。 佐藤の翻訳スタイルは時間とともに変わってきているのですが、 「原文を叩き潰した訳」というのは基本的に変わってません。 でも、そういうの原文との剥離を極端に嫌っている人もいて、 なかなか難しい。結局、自分が読みやすいと思うところに落ち着かせるものの、 それが他の人に受け入れられるレベルなのかな、と思うことしばしです。
FreeBSD の exports(5) に書くのはローカルファイルシステムのマウントポイントではなくて、 単なるパス名です。ただし、マニュアルページに
Each line in the file (other than comment lines that begin with a #) specifies the mount point(s) and export flags within one local server filesystem for one or more hosts.
Mount points for a filesystem may appear on multiple lines each with different sets of hosts and export options.
‥‥とあるように、同じローカルファイルシステムにあるディレクトリを同じ範囲で export する場合、1 行にまとめて書く必要があります。 たとえば、/, /usr, /var で切っているシステムで
/usr/obj -maproot=0:0 -network 192.168.0 -mask 255.255.255.0 /usr/src -maproot=0:0 -network 192.168.0 -mask 255.255.255.0
とやると、エラー になります。同じファイルシステム内のパスを同じ範囲に export しようとしているのに、2 行に分かれているからです (具体的には mountd.c の mount(2) ループでコケる)。これは 1 行にまとめて
/usr/obj /usr/src -maproot=0:0 -network 192.168.0 -mask 255.255.255.0
とすると成功します。また、次のように export 範囲が異なっていれば、複数回エントリを書いてもエラーにはなりません。
/usr/obj -maproot=0:0 192.168.0.100 /usr/obj -maproot=0:0 192.168.0.50 /usr/obj /usr/src -maproot=0:0 192.168.0.120
mountd の実装が持っている制限と考えてよいのではないかしらん。
ひさしぶりに cvsup.jp.OpenBSD.org で OpenBSD 3.1-stable の構築に失敗。 原因は 09/26 に libexec/login_radius/raddauth.c が remove されたこと。 license issue が解決するまで構築しないらしい。 libexec/Makefile の変更は trunk に入っているので -current は大丈夫なのだけど、 -stable は Makefile が raddauth.c の削除を知らないので、 make build に失敗する。
しかし、raddauth.c が Attic にも見当たらないのはなぜ?
お仕事で 1MS/sec 程度で 1 秒前後サンプルできるアナログデータロガーを設計する。 H8/3069 使って秋月のやつと同じような Ethernet 付けたボードを作ってみるも ポートの入出力を間違えていて基板を修正しつつ手配線するはめに。 AD 変換には AD9051。そうか、モード 5 では P5 は使えないのか。
秋葉原でなにやら大きめのパーツ屋を発見したので覗いてみる。 掛け売り OK らしい。なかなか品揃えがよさげ。 個人的には請求書の処理が楽なので RS Components を使うことが多くなったけど、 一度注文してみようかと思い中。
最近家のキーボードで M と N のキーが効かなくなってきたので買い替えを検討中。 ストロークの深いメカニカルが好きなのだけど、そういうのはあんまり見かけない。 クレバリーの店頭にあったキーボードで良い感じのものを一つ見つけるも、 入荷待ち。ぐう。
みな さんが書かれているので以下略(←おい)。 聞きとりはなんとかできるのだけど、喋るのはむずかしいですね、やっぱり。
二次会で「日本語は勉強してる?」って聞いたら、 「ゆっくりだけどね」と言ってました。
次は jus/CBUG 共催講演会。
12 日あたりから 3.2-beta に突入。Xserve でも動くらしい。
このへんは dhcp-options(5) ではなく、 dhclient.conf(5) に載ってますです。
うーん、何も考えずに cut&paste してたのですが、 今確かめてみたら、当該エントリのアンカーだけ _neta がついてるみたいですね。
現存のプライベートアドレス + NAPT box で構築したネットワークと、 その外にあるこれまたプライベートアドレスで構築したネットワークを統合する作業をかりかりと。
ただし、両方のネットワークにあるクライアントの設定には特別手を入れたくない & 透過的にアクセスできる環境がほしい、という条件。 2 つのネットワークは外に出るところのルータがグローバルな IPv4 アドレスを一つずつ持っていて、 速度も 100Mb/s 近く安定して出るので IPsec を使ってトンネルを作ることに。
あんまり動けてなくてごめんなさい。
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