LAST MODIFIED: 2003/01/27 17:27:06 UTC
不定期更新の日記です。ディスクスペースの関係上、 あまりに古くなったものは順次消していきます。 この日記の更新は、今野さんの *BSD Diary Links から取得することが可能です。
年始からどたばたしてたら、 いつのまにか 1 月が終わりそうな感じ。
1 月は各方面にご迷惑おかけしてしまいました。 どうもすみません。
今年の抱負は現状維持。
5.0-RELEASE 出ました。翻訳の公開が遅れてごめんなさい。 2ch で訳が出てたりしていたみたいなんですが、 リリース関連文書の公開前の翻訳は doc-jp のスナップショットページから読むことができます。 www.freebsd.org で見られるようになるまでは、 どうしても時間的なズレがありますので、はやく読みたい方はどうぞ。
管理している主要なサーバにはシリアルコンソールを用意しているのですが、 最近台数が増えてきたのでコンソールサーバが欲しいな、と思って マルチシリアルカードを探してみました。
定番はもちろん Cyclades です。しかし、Cyclades のものは結構お値段がかかります (100k/16 ポート くらい)。いろいろと調べたところ、玄人志向が販売している SERIAL4P-LPPCI というボードが安いようです。1 枚 5,000 円前後で購入できます。
ポート数は RS-232C x 4 で、D-SUB9P メスのよつまたケーブルが付いてきます。 「ロープロファイル専用」と書いてあるのですが、 買ってきて中身をみてみると、通常サイズのブラケットも添付されていました。 搭載チップは puc(4) が対応しているものなので、 少なくとも FreeBSD と NetBSD で動作します。
説明書には、「Windows は 920kbps まで出るけど、 linux では 230kbps まで試験しているよ」 というちょっと弱気なコメントが書いてあります。 インテリジェントでないマルチシリアルカードなので 割り込み負荷の関係上高速通信用途には適さないわけですが、 シリアルコンソールのような用途には十分でしょう。
さっそく FreeBSD 4-STABLE のマシンに 3 枚挿して、
device sio device puc options PUC_FASTINTR
を指定して使っています (puc(4) は GENERIC に含まれてません)。 特におかしなことは今のところありませんが、 IRQ を消費するのが欠点かも知れません。 まあ、コンソールサーバ専用のマシンなので、 佐藤はあんまり気にはしてませんけど :)。
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