LAST MODIFIED: 2002/02/03 07:36:05 UTC
不定期更新の日記です。ディスクスペースの関係上、 あまりに古くなったものは順次消していきます。 この日記の更新は、今野さんの *BSD Diary Links から取得することが可能です。
むー。ここんとこ、雑用に忙しくて何もできない日々がつづく。
優先度の高いTODOリスト:
Doc-ja Archive Project を進行させる。 翻訳文書を置くための枠組はだいたいできたものの、 仮運用がまだ完了していない。 cvs commit log 用のメーリングリストは承認されたので設置待ち。 メーリングリストは一カ月以上空白時間が続いてしまっている。 ちゃんとやらねば。
研究室の計算機環境の刷新。SAMBA_2_2alpha2 を PDC として使って Win 環境と Solaris/OpenBSD/FreeBSD 環境を統合する。PDC の動作試験は今のところ問題なし。 一番大きな作業として、 現存の Win2000 PDC からユーザプロファイルと ホームディレクトリを移動させることが必要。
FreeBSD doc-jp の査読。FreeBSD ハンドブックに含まれている 統一性のない部分や誤訳部分をざっと通して査読する。 まだまだ変な部分がいっぱい。
VLSI Workshop の原稿が完了。来月はバンコク行き。
AVES: 双方向通信可能なNATの実装 (http://www.cs.cmu.edu/‾eugeneng/research/aves/)
昨日の Netscape の問題は LD_LIBRARY_PATH に /usr/X11R6/lib を入れていたからだと判明。 いつ入れたのか記憶にないぞ‥‥。 OpenBSD いじくっている時かしら。
ipfilter を入れてある dual homed な Solaris/sparc マシンの in.routed 設定ではまる。 その Solaris マシンと同様に二つのサブネット間にまたがる dual homed な FreeBSD マシンを新しく作って routed -q をあげたら、外部に近い方のサブネットでは、 対外ルータからではなく Solaris からの RIP を受け取ってしまい、パケットが FreeBSD → Solaris → router というムダな経路を辿ってしまっていた。
原因は Solaris で ip.forwarding が有効だと 勝手に in.routed -s で advertising をはじめてしまうから。 そもそも router ではなくて一方通行の NATBOX として使っているので、advertising されても意味がない。 かと言って forwarding を解除するわけにもいかないので、 /etc/natbox がある時は forwarding を有効にして in.rdisc を使うように /etc/init.d/inetinit を書き換え。
設定がひととおり終わったのでリモートから make installworld. stable のくせに make buildkernel がこける。 -stable に修正パッチがあったので、適用して再試行。 再起動前に firewall 設定を忘れてネットワークから隔絶されてしまったのは秘密だ。
ようやく机をもらったので、 自分用のマシンをセットアップ。 4.3RC を入れたものの、いくつかトラブルが。
まず、packages から XFree86 4 を入れても /usr/X11R6/lib/X11 以下が /etc/X11 にリンクされず、 /var/db/xkb も作成されない。 xdm 等の設定が行なえなくてはまった。 今まで家の環境では特に問題なかったのに、どうしてだろう。
次に、Netscape 4.76 が aout 共有ライブラリをみつけられず起動しない (ldconfig -aout -r にはちゃんとある)。 仕方ないので wrapper に LD_LIBRARY_PATH を追加。 特別な操作はいらなかったと思うのだけど‥‥
悲しいことに、原因を究明している暇がない。 とにかく動かさないとお仕事ができないので応急処置で逃げる。
翻訳できそうな雰囲気。めでたい。
大学院進学のため、ページの移動を行ないました。 新しい URI は http://www.ed.noda.sut.ac.jp/%7Ej7301620/ です。
ぼやぼやしていたら月が変わってしまったので、 三月の日記を補完。
doc-jp に提出されていた成果物を check & commit. 大きいのはさすがにチェックしきれないので、 おいおいやっていこうと思い中。 何人か新規参加の人がいるのでちょっと期待。
今日は東工大で学会。
VDEC チップ試作サービスの提出締め切り。 03/31 から二日間研究室に泊り込みで、 ほとんど寝ずに作業していたのでものすごく辛かった。 だいたい、提出方法が良く分からん。 前任の担当は引き継ぎやらずにいなくなっちゃうし。
今回はポリ 2 層 CMOS 1.2um ルールのプロセス (古いぞ) で 2.3mm 角チップ 3 個。フルカスタム IC なので、 チップレイアウトは全部手でやらなきゃならない。
結局、レイアウト用のシステム構築に二週間くらい。 ‥‥で、自分のレイアウトは正味 8 時間くらいで突貫作業。 design rule check にはパスしているけど、 果して回路的に合っているか微妙。 佐藤のチップは MOS の弱反転領域を使うので、 600um/1um というものすごく大きい MOSFET (MOSFET 8 個で 2.3mm 角チップの 6/1 くらいを占める) が必要で、レイアウトが半端じゃなく面倒くさい。
作業中、以前から研究室で使っていた ESD 保護回路 (静電気対策用) にミスがあることを発見。 まあ各人の責任だし、と笑ってごまかす (←こら)。 動作は (多分結果的に) 問題ないのだけど、 明らかに意図しない動作なので変えなきゃダメだね、と数人と議論。 その結果、pn 接合ダイオードを使ったシンプルなものを採用することに。 余裕のありそうな人にレイアウトをまかせる。
締め切り 2 時間前にレイアウトが完了したので VDEC に提出。 ssh が入っているくせに scp が入ってないので cat foo | ssh VDEC sh -c "cat > foo" で逃げる。telnet/ftp 推奨というのはいかがなものか。
できあがったレイアウトを大判プロッタで出力しておく。 某氏は研究室の自分の席の前に貼っているけど、 さすがにそんな勇気はないぞ。 間違いを見つけると非常に寒いことになるしねぇ。
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