LAST MODIFIED: 2002/05/25 02:54:26 UTC
不定期更新の日記です。ディスクスペースの関係上、 あまりに古くなったものは順次消していきます。 この日記の更新は、今野さんの *BSD Diary Links から取得することが可能です。
国際学会出席のため、05/25-06/02 まで非常に反応が悪くなります。 今回の旅程は NRT-SFO-PHX-SFO-NRT です。
今回はメールが読めるくらいの環境はなんとかするつもりでいますが、 4.6R リリースまでの作業は、残念ながらあまりできなさそうです。ごめんなさい。
やっぱり、workspace を切り替える時、 まれに wmaker が発狂する症状が出ます。 X を再起動した後が下のような感じ。 686 がおかしくなったやつで 5060 が再起動したやつ。
last pid: 5185; load averages: 1.00, 1.01, 1.03 up 0+22:39:43 03:26:25 66 processes: 2 running, 64 sleeping CPU states: 100% user, 0.0% nice, 0.0% system, 0.0% interrupt, 0.0% idle Mem: 109M Active, 223M Inact, 81M Wired, 21M Cache, 54M Buf, 2808K Free Swap: 1020M Total, 28K Used, 1020M Free PID USERNAME PRI NICE SIZE RES STATE TIME WCPU CPU COMMAND 686 hrs 61 0 5636K 3192K RUN 245:01 96.97% 96.97% wmaker 4138 hrs 2 0 15272K 14196K select 1:52 1.66% 1.66% emacs 3988 root 2 0 81340K 80264K select 2:04 0.05% 0.05% XFree86 4798 hrs 2 0 19948K 15688K select 0:07 0.00% 0.00% netscape-dynMo 4060 hrs 2 0 5676K 3348K select 0:07 0.00% 0.00% wmaker 4076 hrs 10 0 2232K 1244K nanslp 0:04 0.00% 0.00% wmCalClock
うーむ。でも、誰に聞いても同じような症状になっている人がいないのだな。 BSDcon で cjh と話した時も知らないって言ってたし‥‥
出てます。日本語訳の草稿。
非常駐というのはちと意味不明かも。
NTFS は MFT (Master File Table) というレコードでファイルを管理しています。 簡単に書くと、ファイル名とか許可属性とか、ファイルの内容とかをぜーんぶ attribute と呼んで、MFT に attribute header (属性名と属性タイプ) と attribute data (実体) という形で記録します。
この attribute header と attribute data は、基本的に MFT の中に記録されます。 しかし MFT はサイズが小さいので、 ファイルの内容のようなサイズの大きいもの (だいたい 1KB 以上) は、 MFT の attribute header に他のクラスタを指すポインタを記録して、 attribute data そのものはその他のクラスタを使う、 という形をとります。 attribute data が MFT に入ったものを resident attribute と呼び、 一方でデータが大きすぎて MFT に入らないよ、という attribute は外に記録されて nonresident attribute と呼ばれます。
ファイル名や許可属性は小さいので必ず MFT の中に入るのですが、 ファイルの内容が MFT に入るか入らないかは、その大きさに依存します。 で、mount_ntfs はファイル内容が resident なファイルを操作することができない、というわけですね。
うーむ。MS 文書が常駐という言葉を使っているのかなぁ、これ。
体裁を整える。 -stable の build に初挑戦。-current と -stable をぶんぶん回して 18 時間くらい。これなら行けるかな?
OpenBSD 3.1 のリリースはまだかしらん。
親知らずの抜歯手術を受ける。口の中が血だらけ。
build できなかったのは、 フェイクのためにシェルスクリプトで作った uname がちゃんと動いていないのが原因だった。 基本的にはこんなの。
print_os_rev () { (cat <<EOF print: @echo -n '¥${OSREV}' EOF ) | make -m /usr/src/share/mk -f - print
下手にスペース入れたりすると REV!=uname -r とかしているところで変になるので、少し厳しく調整。 今度はうまく行くはず。
えらい適当ですけど、こんな感じの Makefile を作業ディレクトリに作っておきます。 cvs add しちゃっても良いです。
そして設定ファイルを変更して make install すると、 作業ディレクトリにある hosts, resolv.conf, inetd.conf のうち、 /etc と比較して新しいものだけコピーしてくれる、という寸法です。
CVS の機能を使うと commit したら自動的に /etc に checkout してくれるような仕掛けも作れますが、 失敗した時が怖いので、わたしの場合は専らこんな感じの Makefile を作って make install、というのが癖になってます。
ありゃ。選挙のサイトが見られなくなってる。 むむ。入れないと思ったら freefall:‾/.ssh/authorized_keys が 0600 だった。修正っと。
さんざん待たされていた sup も復活して、ここ 1 カ月くらい安定して取ってきているようなので、 今野さんからいただいた cvsupd の checkouts 生成スクリプトを手直しして cvsup.jp.OpenBSD.org に設定。
うーむ、すばらしい。-s 付けると負荷が段違い。 もともとディスクが遅いせいでもあるのだけど。
core の選挙。 日本からは 2 名が立候補。がんばれ〜
波多野さんの日記から。 わたしは直接 cvs co するのが怖いので、 インストール用の Makefile を作って cvs co + sudo make install してます。owner とか permission とかはそこで調整。
情報処理センタからもらってきた RS/6000 40P(7020) を使うために情報収集。とりあえず AIX 4.3.3 を確保して CD から起動することを確認。
AIXport.sut.ac.jp が廃止されてることに今さらながら気づく。 並列計算機環境は RS/6000 SP を使っているはずなんだけどなぁ。 理科大の教室環境はもう Sun 一色 (+WindowsNT) になったし、 需要がないといえばそうなんだけど、ちょっと残念。
PReP 仕様の RS/6000 は今後 AIX でのサポートがないようなので、 NetBSD/prep とか物色中。1.5ZC の snapshot ができているので試してみようかしらん。
家のメインマシンの電源が急に壊れる。復旧に丸一日。
研究室で配置換えをした後、動かしていなかった PC の電源を入れたら、 ばりばり〜とすごい音がして煙を吹いた。電源を取り出してみると、 出力段パワー MOSFET の中心部から外向きに、ちょうどチップの部分の モールド (パッケージは TO-3P。7805 とかが使っている TO-220 のでかいやつ) が丸くふっ飛んでいるという状況。 チップが焦げるというのは何度も経験したけど、 パッケージが割れるというのは初めてだ。しかもまっぷたつに割れるならともかく、 真中だけ穴が空いたようになってるし。
同じく研究室のスイッチングハブが稼働中に急に電源が落ち、 どうやっても電源が入らなくなる。中を空けてみて、 ガラス管ヒューズをチェックするも異常なし。 仕方がないので代替品を発注して交換したら、もう一台、 ほぼ同時期に購入した同ロットのハブも同じ症状が発生。 メーカに文句の電話を入れる。某 P 社。 「そういう事例が報告されてます」との弱気なお返事。 「送っていただければ、無償でチェックします」って、 送料がこちら持ちなのはいかがなものか。
HP C300 の電源が急に入らなくなる。 修理を頼むと「CPU ファンが故障してるんで、 交換に 500K くらいかかりますよん」とお返事。 即座に新規購入を決定して、サービスエンジニアにはお引き取りいただく。 まだ償却期間が終わっていないと言うのに。
最近はなぜかこんなのばっかり。
ボスが「研究室のメールサーバでメールウィルスにフィルタかけよーよ」 とおっしゃるのでいろいろ調査。その前に、研究室のメールサーバは sun4c(SunOS 4.1.3-JL) だったりするので、そっちの代替品の見積りが先か。 つい数カ月前に sendmail-8.12.3 と gcc 3.0.4 に入れ換えたばかりなのに。
‥‥そういえば、某大学 (!理科大) は FTP でファイルを get すると、 proxy で全部取得した後にウィルススキャンをかけてこっちに送ってくるらしい。 600MB とかダウンロードすると、proxy が get し終わるまで刺さる。 最初は data connection がフィルタされているのかと思ったぞ。
こういうのって単一故障点を作りやすいのであんまり手を出したくないなぁ。
XF4 の構築まで安定することを確認。最初は ${XF4SRC}/xc/programs/Xserver/hw/xfree86/os-support/bsd/libusb/descr.c で使われる構造体のメンバ変数の名前が一致しなくてコケていた。 構造体の定義変更が原因なのでパッチをあてる必要あり。 確認してる人いないんだろうなぁ、これ。
ftp://ftp.openbsd.org/pub/OpenBSD/snapshots/i386/ でも xbase31.tgz は 04/28 が最終 build だし、 気の向いた時に build してるっぽい。
何はともあれ、これでようやく本家の i386 snapshots と同等のとこまで到達したはず。 今度は付加価値を付ける方向で手を加えねば。
だいぶペースが戻ってきた感じ。
セキュリティ対策が大変になってきたので、メールサーバとして使っていた 3.2-RELEASE マシンをアップグレードする。ちなみに
CPU: i486 DX2 (486-class CPU) Origin = "GenuineIntel" Id = 0x435 Stepping = 5 Features=0x3<FPU,VME> real memory = 20971520 (20480K bytes) avail memory = 16814080 (16420K bytes)
という代物。
このスペックだと一回の make buildworld にまるまる 2 日間はかかるので他のマシンでやっても良かったのだけど、 急ぎでもないし、3 から 4 へのアップグレードがきちんとできるか 確認する良い機会なので、ターゲットマシン上で build.
予想どおり (?) 一気には無理。 4.0-RELEASE, 4.2-RELEASE, 4-STABLE と順にジャンプすればなんとか可能。 途中で予め入れてあった OpenSSH-portable と pam がぶつかってはまる。最初のうちは pam.conf に sshd のエントリがなかったので、 当然と言えば当然なのだけど。
手動であてたパッチや 4-STABLE では必要なくなった openssl などを削除して作業完了。 まだまだ現役 :-)。
05/05 あたりまで、ほぼ IP unreachable になります。 メール読むくらいはできると思いますが、反応はできないと思ますのでご了承をば。
うう。全然更新できないまま、いつのまにか 5 月になってしまった。
LAST MODIFIED: 2002/05/25 02:54:26 UTC